歯ブラシ

新潟の燕三条は、東京の大田区のような「ものづくり」が盛んな地域でして、刃物や陶器などの製品は世界基準で、サッカーでいう「ワールドクラス」という形容詞が付くような製品が作られていることで有名です。
例えば、刃物でいうところのドイツのゾーリンゲンという都市にも匹敵するようなクオリティの製品が作られている、そんな土地柄なんですね。

先日私は燕三というブランド名の鉄製のフッ素加工などはしていないフライパンを買いまして、これがまたバチバチと少し高めの音でなかなかいい仕事をするんです。炒め物が楽しくなりました。

そんな燕三条という都市なのですが、この度、その技術を生かして新たに作ったものがあります。
それはなんと「歯ブラシ」なんです。

歯ブラシの柄はアルミの削り出しでできており、開発には一年以上の歳月をかけたそうなんです。そして、磨く本体の毛の部分は、歯科医と歯科助手の助言により、そのデザインがなされております。マイナスイオンによって歯垢をはがすという効果があるそうです。基本的に歯磨き粉は必要ないようなんですね。
そのブラシの部分は取り外して交換できるようになっているようで、柄のアルミの部分はずっと使えるようになっています。

写真を見てもわかるとおり、かなりスタイリッシュな感じですね。
ハンドルとブラシで5,400円で交換用のブラシは480円だそうです。一か月に一本くらいが理想なのだとか。

いかがでしょう?高いか安いかはあなたの価値観次第だと思いますが。
ハンドルの微妙なカーブでよく磨ける磨けないっていうのはあると思いますので、一度使ってみたいですね。